13年引きこもった人のお話

13年引きこもった40代男性が社会に少しずつ関わっていこうと思い、記録を綴っています。

新聞配達Final

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転職のため、新聞配達の仕事は今日がラストでした。
というかこんな記事書いてたら知ってる人が読んだら思いっきり特定できますね……
別に悪いこと書いてる訳ではないので気にする必要はないのですが、リアルとネット上とでは完全に別人として存在しておきたいので、仮に見つけても知らんふりしてもらえると助かります。


ワースト記録ですかね……

雨と昨日の転倒事故で走って配るのが困難なため、ゆっくり歩いて配りました。そのためいつもより平均1時間、最速記録からは実に1時間半以上遅い配達終了となりました。ここまで遅いのは初めてかもしれません。

まーでも本当に安全に配ろうとしたらこれくらいの時間が必要です。半年間、フェータルな事故や物損事故は一切起こさなかったので良かったですが、普段は原付飛ばしまくり、降りたらダッシュしまくりでした。


わりとうまく仕事ができたのではないでしょうか

脱引きのため始めたのですが、半年間1日も遅刻なく、配達に関してもおそらく不配・誤配0件だったのではないかと思います。折込の冊子を何冊か入れ忘れたのはありますけどね。あれは入れててもすっぽ抜ける冊子が糞ということにしておこう(殴)


人間関係についてもまったく喋らないにも関わらず、わりとうまくいっていたように思えます。
わりと年配の方が多いのですが、私のために広告入れのスペースを確保してくれたり、あれこれ教えてもらったりと親切な方も多くいました。

ある社員の方に「○○さんに気に入られることはすごいことだよ」と言われたことがあります。
何十年も続けているベテラン達から前述のような扱いを受けるのは破格らしく、それだけ周囲からも期待されていた面があったのは事実です。


ただ何れ詳しく書きたいと思いますが、給与に関しては最低時給を大幅に下回る額しかもらえず、不満はずっと鬱積していました。周囲にはおくびにも出しませんでしが……
仕事自体は楽しかったですが、まともに生きていける稼ぎが不可能ですし、転職のこの機会にやめるのは正解でしょう。


挨拶、これさえできればわりと何とかなります

半年間働いてわかったのは、「挨拶」がとても良い効果を生むということです。

辞めるときにもベテラン配達員の一人から「兄さんがよくしてもらえたのは、挨拶がしっかりできるからよ」とはっきりと言われました。
実際に出勤時には誰にでも極力挨拶をしていました。戻ってきた人や帰るときは「お疲れ様です」も言うようにしています。
引きこもりの人には多いと思いますが、他人としゃべるのは私も苦手なのでせめて挨拶だけはしとこうと意識していました。それが結果的に良い効果を生み、気に入られる要因になっていたのです。


そういう訳で次の職場でも仕事はできるかどうかはともかく、挨拶だけはできるように頑張っていきたいと思います。