盛大にうんこを漏らした
今回恐縮ですが大変汚い話になります。
昔、「ファミ通」で鈴木みそ氏が連載していた「おとなのしくみ」の中での話と思うのですが、「うんこ」と「うんち」の違いについて語られていました。それは「硬さ」を表した語感であって、硬いのはうんこ、柔らかいのはうんち、さらに柔らかくなると「うんぴょ」や「うんみょ」と言ってよいのではないか、というような話だったと思います。
今日漏らしたうんこはこの法則に従えばうんぴょやうんみょになります。
体調最悪の中で配達
ここ数日風邪を引いているのに加え、あまり食事も摂っていなかったので下痢にもなり、体調はかつてないほど悪い状態です。日課の新聞配達に出るまで家で全部お腹の中のものを出し切ったつもりで出勤。そのおかげか、配達は特に問題なくこなせました。しかし販売店に帰る直前のところで便意が……。ただこの便意はそれほどのものでなく、いままでの経験からいえば下痢でもそこそこの時間は我慢できる範囲。ここで販売店近くの公園のトイレに立ち寄るか、直接販売店に帰った後にトイレに行くか考えましたが、販売店からトイレまで徒歩1分そこらなので販売店に直帰。しかしこの判断が甘かった……
肛門括約筋が命令に従ってくれない
原付を販売店に止め、挨拶もそこそこに自転車で公園に行こうとするも、便意はここでかつてないほど強烈なものに。もう自転車の鍵を取り出している余裕すらなく、そのまま鍵の掛かった自転車を引きずっていくもここでタイムリミット。普段私に従順な外肛門括約筋も今日に限ってはまるで別人で、うんこを押し留めるどころか全力で放出してきました。家で出し切ったと思っていましたが、全然そんなことなかった。とめどなく出る感じで、もはや私も肛門括約筋も大河の氾濫のごとく荒れ狂うその様が収まるまで呆然と待つしかありませんでした。
私も40代の男ですから、人並みにうんこを漏らしたり、大ピンチを何度も乗り越えてきた歴戦の猛者を自負していますが、ここまで盛大に漏らしたのは初めてです。しかし起きてしまったことは仕方ないので予定どおり公園に向かい、トイレでこれ以上被害を増やさないために出し切りました。お尻はほとんど拭いていません。ええ、だってパンツの中はうんこまみれですからね。意味がない。もちろんトイレも汚していません。安心してください、全部ジャージの中にあります。
今日に限ってやたらと人に会う
土曜日の朝だから平日よりも人が出歩きやすいのを考慮してもやたらと今日は人と出会います。まず公園前で一人おじさんに遭遇するも、鍵の掛かった自転車を引きずりつつ、「近づいたら○す」という眼力の前に下を向きそそくさと退散。ははっ勝ったぞ(笑)。警察を呼ばれる前にこっちも早く逃げよう(汗)。
自転車の鍵はトイレ後に解除したのですが、サドルに座ればうんこまみれになるので立ち漕ぎで自宅まで帰宅。が、今度は自転車と遭遇。まるで見計らったようなタイミングで家から出てきました。しかもこっちの眼前を横切ろうとするような動きを見せてきたので、反対側に寄って回避。お前わざとか?
その後も出会った通行人を反対車線で回避するも、今度は正面から自転車が向かってきます。反対車線にはさっきの通行人がいるので仕方なく細い路地に入って抜けようとすると、今度は若者2人組が路地の向こうからやってきました。なんなんこれ……。朝の5時なのにありえん……。やむを得ずかつてない朝の空気を嗅がせてあげつつ通過。申し訳ないけど、こんな時間に真っ暗な田舎の路地を歩く二人組サイドにも責任の一端はあるのではないか。
配達を初めて1ヶ月ですが、朝の5時でここまで人が多いのは初めてです。私がうんこを漏らしたことが町内に知れ渡り、それを見ようと出てきたとしか合理的な説明が思い浮かびません。こんな日だから人の目が気になるとかではなく、本当に人にやたらと会うんですよ。いつもなら早起きウォーキングのお年寄り1人や2人くらいなのですが。